甘夏みかん(実生)

【2007/03/28】

甘夏みかんはみかん類ではなく、ハッサクと同じブンタンの雑種で雑柑類なんだそうです。食べるとみかんの味なんですが、確かにハッサクっぽい味もします。種は大粒でたくさん入っていました(写真中央)。2007/02/10に種を蒔き、1ヵ月半かけてようやく発芽しました(写真右)。

【2007/04/28】 1ヵ月

次から次へと発芽してきます(写真左)。ほぼ100%の発芽率なので、適当に間引きしながら鉢に移植しました(写真右)。3ヵ月後、さらに2苗残して間引きしました。

【2007/11/18】 8ヵ月

夏場は青々していましたが、寒くなってくると葉っぱの色が黄緑色になってきます。越冬に備えて1本の苗に絞りました(写真右)。

【2008/04/07】 1年

生長の早い甘夏みかんですが、越冬中はほとんど変化しませんでした。4月に入って暖かくなると、幹の先端から新芽が出てきます(写真右)。

【2008/10/13】 1年7ヵ月

アゲハの幼虫による被害もなく、主幹がきれいにスゥーッと生長しています(写真左)。根元もすっかり木らしくなってきました(写真右)。

【2009/04/04】 2年

冬の間、とくに生長した様子はありませんでした。ほんの少しだけ大きめの鉢が空いたので移植して生長を促します(写真右)。

【2010/04/27】 3年1ヵ月

あまり変化はなかったんですが、上の方で幹が枝分かれしました(写真左)。それでも、そこそこの大きさに生長してきたので、6号サイズの鉢に移植しました(写真右)。

【2010/07/17】 3年4ヵ月

今年の春、とくに剪定しなかったんですが、その背丈のまま横にふわっと広がって良い感じになりました(写真左)。しかし、そんな甘夏みかんに外敵が2匹潜んでいました。まずは写真中央のカマキリです。どこからやってきたんでしょうか?そして写真右は柑橘系にとっては常連のアゲハの幼虫ですが、甘夏みかんって、今までアゲハの幼虫の被害を受けたことがなかったんですよねぇ。今年はどうしちゃったんでしょうか?もうすっかり青くなりあちこちの葉っぱを食べてきたと思われます。